渡部歯科クリニック

同じ歯の治療を繰り返していませんか

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- 20年間で当院で再治療になった割合です(集計途中) -

治療は一度きりにしたい

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なぜ繰り返すのか

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-小さい虫歯の治療後に詰め物をして再治療になった数です。(集計途中)-

この数字は、小さい虫歯の治療をして再治療が必要になった症例の数です。患者さんには申し訳ないですし、恥ずかしく思います。

再治療になる原因のほとんどは、自分の歯と詰めたものの隙間から新たに生じる虫歯(二次カリエス)です。虫歯がきちんと取り除かれ、適切に詰めてあれば、この隙間からの虫歯はほとんど起きないはずです。

それなのに二次カリエスが生じてしまう根本の原因は、今の歯科医師・歯科医療のあり方に問題があるためだと考えています。

当院では再治療にならないよう適切な治療を行ってきたつもりでしたが、集計の結果2.4%の割合で再治療になっていました。私が想定していたよりも悪い結果です。再治療となった原因のほとんどは、患者さんではなく、私の考えと判断の甘さにあると反省しています。

再治療となる原因は、二次カリエス以外にもいろいろなことが考えられます。私にできること、できないことがありますが、この20年間の総括をふまえて、患者さんと相談しながら、同じ歯の治療を繰り返すことがないよう、歯科医師として適切な治療をしたいと考えています。

20年間の総括

治療を終了し、定期検診で受診する患者さんは増えてきました。長期の経過をみてみますと、歯周病が問題となる患者さんもいますが、神経をとってしまった歯が割れてしまうというトラブルが一番多く、また大きな問題となっています。

そのため、できるだけ神経をとらずに温存することを考えなければならないと考えます。また神経をとらざるを得なかった歯は、そのあとできるだけ歯が割れないようにということを考えなければならないと、あらためて感じています。

当院での修復物の再治療

私が思っていたよりも結果は悪いものでした。ただ、改善はできると考えています。現在、集計をしている途中ですが、途中経過をここに記載します。

観察期間は2006年から2024年までの間で、2008年に口腔衛生会雑誌に掲載された「臼歯部修復物の生存期間に関連する要因」という北海道大学歯学部予防歯科の教室の方が書かれた論文と同じ条件(ただしこの論文での観察期間は15年)で集計しています。論文はWebでPDFを無料でダウンロードできます。

当院の結果(観察期間:2006〜2024年)
修復物対象歯数再治療歯数再治療率10年生存率平均生存期間
メタルインレー538132.42%0.9717.66年
メタルクラウン202167.92%0.9416.55年
ブリッジ80911.25%0.92514.24年
参考:口腔衛生学会雑誌に掲載された札幌の一般歯科医院の結果
修復物対象歯数再治療歯数再治療率10年生存率平均生存期間
メタルインレー1032928.16%0.67510.42年
メタルクラウン1184437.29%0.5588.98年
ブリッジ1257560.00%0.3197.01年

当院とは対象歯数が大きく違う理由はわかりませんが、当院ではレジン充填が少ないことと、患者さんの数自体は多くはありませんが、比較的継続している方が多いことが考えられます。

開院した理由

札幌市内には多くの歯科医院があります。それにもかかわらず、私が歯科クリニックを開院し診療を続けているのには理由があります。患者さんが、もし当院を受診するのであれば知っておいてほしいことなので、少し長くなりますが是非読んでください。

患者さんはなぜ歯医者に行くのでしょうか?それは、「歯が痛い」「歯肉が腫れている」「口の中に違和感がある」「虫歯がないか心配」など困っていることや不安なことをなんとかしたい、できればそれを治療したいと思ってのことでしょう。歯医者はそれに応えているでしょうか?

歯医者さんのHPや案内を見ると「インプラント」「ホワイトニング」「予防歯科」といった言葉が目につきます。「インプラント」は顎の骨に金属などを埋め込む一種の入れ歯で、病気の治療ではありません。「ホワイトニング」は美容であり病気の治療ではありません。

では「予防歯科」はどうでしょうか?虫歯や歯周病といった病気の治療が終了したあとに必要なものですが、治療ほど難しいものではありません。そのため虫歯や歯周病の治療以上に力をいれるようなものではないでしょう。

一般に行われている歯科臨床は歯科医学とかけ離れてしまっています。しかし、幸い歯科医学自体は進歩しています。

「病気の治療をする」という視点から診療をすれば、歯が抜かれることなく、口腔を健康な状態に保つことはかなりのところまでできるはずです。当院ではそのように考え日々の診療に取り組んでいます。

院長 渡部 哲哉

再治療をしないために
患者さんと相談しながら
治療をすすめていきます

院長紹介

院長 渡部哲哉
渡部 哲哉
近代口腔科学研究会正会員
札幌歯科医師会・日本歯科医師会会員
  • 1997年 北海道大学歯学部卒業
  • 同年 歯科麻酔科研修医
  • 1998年 道内の医療法人に勤務
  • 2002年 埼玉県 渋谷病院(現口腔研クリニック)にて研修・研鑽
  • 2006年 渡部歯科クリニック開院
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1階医院入り口・医院全景
1階医院入り口・医院全景

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