患者さんへ

コロナウイルス感染症と歯科受診

2020.12.20


コロナウイルス感染症と歯科受診

「歯科医療従事者は感染リスクが最も高い」とアメリカの新聞NYtimesの3月15日の「The Workers Who Face The Greatest Coronavirus Risk」で報道されました。それは、歯科診療においては患者さんの口腔内からエアロゾルが発生し、それに歯科医師や歯科衛生士が直面するからということが理由のようです。

 しかし、今年の11月号のアメリカ歯科医師会雑誌に掲載された論文「Estimating COVID-19 prevalence and infection control practices among US dentists」ではアメリカの歯科医師の感染率は0.9%で、一般の人よりも感染率が低いという結果がでています。NYtimesの記事は予想と違ったといっていいでしょう。

 そして、感染した歯科医師らは歯科医院内で感染したものではないようでした。そのため先の論文には、歯科医院においては標準的な感染予防対策が新型コロナウィルス感染対策に有効であろうということも書かれていました。

 北海道でも感染者が増えているという状況があり安心はできません。引き続き標準的感染予防は徹底しなければならないと考えています。
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